ジェイテクトは,自動車スライドドア用高耐食軸受を開発,日本国内の車両を中心に採用されている。同製品は,被水環境下で,従来材料(SUS440C相当)と比較し,15倍以上の耐食性を有している。また,材料の耐食性を向上させた場合,強度・耐久性の低下が懸念されるが,材料成分を適正化することで,従来材料と同等の強度・耐久性も実現している。
近年,自動車の室内空間拡大への要求が高まり,スライドドアのレールが車両外側に取付けられる傾向にある。スライドドアにはドアをスムーズに開閉するために軸受が使用されているが,レールが外側になるにつれ,軸受が雨水等の外部環境に晒され錆が発生しやすくなるため,耐食性の向上が大きな課題となっていた。(’19 3/13)
「メンテナンス・レジリエンス TOKYO 2025」開催される
2025年7月23日(水)~25日(金)の3日間,東京ビッグサイト東展示棟(東京都江東区)で,「メンテナンス・レジリエンス TOKYO 2025」(主催:日本能率協会)が開催され,3日間合計で32,392名(同時開催展含む)が来場した。