バルカーは,商船三井テクノトレードと共同で「舶用機器の異常振動検知システム」を開発した。
回転機器などの予防保全や異常診断には,振動計測技術が用いられており,船舶の安全運航には欠かせないが,近年ではベテラン技能者の減少により機器の異常振動を察知できる人員が不足している。
同システムは,診断対象となる機器が外部振動の影響を受けている場合でも,機器固有の異常振動だけを正しく検知(外乱キャンセリング)でき,測定環境や作業者の技能に関係なく安定した測定が可能となる。また,既存設備に後付けで任意に貼り付け・設置することが可能なほか,センサー取付け時の改造工事などが不要で,船舶に搭載されている様々な設備機器の振動測定が可能となる。(’18 10/17)
「状態監視振動診断技術者コミュニティ第15回ミーティング」開催される
日本機械学会は2025年10月10日(金),ウインクあいち(名古屋市中村区)で「状態監視振動診断技術者コミュニティ第15回ミーティング」(主査:渡部 幸夫 氏,元 日本精工)を開催した。








