シチズンマシナリーは,現在7機種に展開しているLFV(低周波振動切削)技術に「ねじ切り対応機能」を新たに開発し,2019年初頭より発売を開始する。
LFV技術とは,同社独自の制御技術により,サーボ軸を切削方向に振動挙動させ,切削中に刃物があたらない「空振り」する時間を設けることで切りくずを分断させる加工技術。これにより小径深穴加工の効率向上や,切りくずが長くなりやすい難削材旋削加工においても切りくずが細かく切断できるなど,切削加工において長年の課題であった切りくずに関するさまざまな課題解決を実現している。また,切りくず容量の大幅縮小や,ワーク表面への傷防止などにより,長時間高精度加工を実現する。
今回開発されたねじ切り加工対応のLFV技術は,今までとは異なり,長手方向(Z軸)に切削中に切り込み方向(X軸)が振動することで,ねじ切り加工時の切りくずを分断する画期的な技術。従来,加工時の切りくずの影響による製品のキズや刃具破損が課題だったが,LFV技術を適用することで課題解決を図れる。(’18 10/17)
日本産業洗浄協議会,「第41回JICC洗浄技術セミナー」を11/8に開催
日本産業洗浄協議会(JICC)は,2024年11月8日(金)に,炭化水素系洗浄機国内トップメーカーであるクリンビー(長野県諏訪市)にて,「第41回JICC洗浄技術セミナー~精密機械工業の集積地,諏訪にて開催!!フッ素系洗浄と炭化水素系洗浄の技術解説および洗浄機・工場見学~」を開催する。