2018年9月5日(水)~7日(金)の3日間,分析機器・科学機器の総合展示会「JASIS 2018」が幕張メッセ国際展示場(千葉市美浜区)で開催され,494社・団体,1,462小間が出展,3日間で23,697名が来場した。
JASIS(Japan Analytical & Scientific Instruments Show)は,2012年に第50回分析展(日本分析機器工業会)と第35回科学機器展(日本科学機器協会)が合同展示会として開催された際に統一名称として使用されたもので,「日本発‐From Japanにより,世界の科学技術の発展に貢献する」という思いがある。またキャッチフレーズは「未来発見。」(Discover the Future.)でこの分野のアジア最大級の展示会として,イノベーションを生み出し,将来のビジネス発展につながる発見がある場」という期待が込められている。新素材や材料,表面改質などの評価・分析を行う装置や機器などが多数出展され,会期中には同施設のほか隣接するホテルも含め,出展社などによる企業説明やコンファレンス,新技術説明会などが数多く行われた。
JASISは,2019年2月5日(火)~7(木)に「JASIS関西」をグランキューブ大阪(大阪市北区)で開催,次回「JASIS 2019」は2019年9月4日(水)~6日(金)に幕張メッセ国際展示場で開催する予定。(’18 10/3)
アマノ,地震前兆信号を時刻証明する事前防災システム構築へ,京都大学と共同研究を開始
アマノと,アマノのグループ会社であるアマノセキュアジャパンは,京都大学大学院情報学研究科 梅野 健 教授の研究グループと共同で,測位衛星で観測したデータあるいは京都大学に設置する電離層観測装置により電離圏および地殻変動などの地震前兆現象に関連する異常が発生した場合,アラート情報および根拠データ等にタイムスタンプを付与し,その真正性を証明する仕組みを構築するため,共同研究を開始した。








