2018年8月1日

SKFとNREL,風車ドライブトレインの信頼性向上に向け連携

アーステック

 SKFと米国エネルギー省の国立再生可能エネルギー研究所(以下NREL)は,3年間の共同研究契約を交わした。多様な条件下での風車ドライブトレインの性能を調査し,風力タービン用軸受の故障の原因を探る。同契約は,より高い信頼性を提供する新しい改良デザインを開発し,ギアボックスおよびメインシャフト両方の軸受の故障モードを精査することを目的としている。
 同調査は,NRELの国立風力技術センターの施設に設置されている,既存のGE 1.5MW風車で進められている。SKFは,新たに最適化された球面ころ軸受240/600 BC,軸受ハウジング,シール,状態監視ハードウェアおよびソフトウェア(IMx-8ならびに@ptitude Observer 10.2),自動潤滑システムなどの多様なコンポーネントやシステムを供給する。
 ギアボックスおよびメインシャフトの軸受に取り付けられたセンサーにより,大気条件,静的条件,動的条件が測定され,軸受の迷走電流はロゴスキーコイルをベースとするツールで監視する。センサーがとらえる測定値によって,湿度,機械的過負荷,迷走電流,ころのスリップといった,ギアボックス軸受の不具合の原因により詳しく迫ることができると期待されている。また,SKFが特許を取得しているころ速度測定は,軸受の大幅な改変を行わなくても,タービン内の軸受の実際の運動学的挙動をより理解することができる。(’18 8/1)

Related Posts

「2025洗浄総合展」開催される

「2025洗浄総合展」開催される

2025年12月3日(水)~5日(金)の3日間,東京ビッグサイト(東京都江東区)で「2025洗浄総合展」(主催:日本洗浄技能開発協会,日本産業洗浄協議会,日刊工業新聞社)が開催され,3日間合計で44,301名(同時開催展含む)が来場した。 同展は,日本唯一の産業洗浄に関する専門展示会で,本年は「2025国際ロボット展」「VACUUM 2025 真空展」「先端材料技術展 2025」「スマートファクトリー Japan 2025」「高精度・難加工技術展 2025」「表面改質展 2025」との同時開催で行われた。...

「2026年日本工作機械工業会新年賀詞交歓会」開催される

「2026年日本工作機械工業会新年賀詞交歓会」開催される

日本工作機械工業会(日工会)は2026年1月8日(木),ホテルニューオータニ(東京都千代田区)で「2026年日本工作機械工業会新年賀詞交歓会」を開催した。 冒頭,坂元 繁友 会長(芝浦機械株式会社 代表取締役社長)(写真)は「ロシア,ウクライナ情勢やトランプ関税の影響で不透明な状況が続きましたが,DX・GXへの設備投資が進み,2025年の工作機械受注額は約1兆6000億円と高水準になる見込みです。...

Share This