安川電機は,様々なものづくりの現場で発生するビッグデータを,同社のサーボ・インバータ,ロボットを中心とした製品を介して集めることができる強みを生かし,データの収集・視える化,蓄積・解析を一括して行うことができるソフトウェアツール「YASKAWA Cockpit(以下,YCP)」の提供を開始した。
同製品は,同社が「2025年ビジョン」に掲げる「新たな産業自動化革命の実現」に向け,2017年10月に提唱されたソリューションコンセプト「i3
-Mechatronics(アイキューブ メカトロニクス)」の中核となるツールであり,生産現場の設備や装置をYCPに接続することにより,必要なデータを収集・蓄積し一元管理することができるようになる。
また,同製品を上位システムと連携することにより,生産現場の稼働データから発生している問題の要因特定や各工程における不良の分析などにAI技術を活用し,生産管理へのフィードバックが可能となる。さらにユーザーが必要とする機能をアドオンできる仕組みをサポートしており,同社が提供する機能だけでなく,ユーザーの持つノウハウや経験を生かしてアプリケーションを作成し,同製品に追加することができることから,様々なニーズに沿った柔軟なソリューション構築が可能となる。(’18 6/20)
分析機器・科学機器総合展「JASIS 2025」幕張メッセで開催される
2025年9月3日(水)~5日(金)の3日間,アジア最大級の最先端科学・分析システム&ソリューション展「JASIS 2025」(主催:日本分析機器工業会,日本科学機器協会)が幕張メッセ(千葉市美浜区)で開催され,3日間で19,750名が来場した。