エレクトロニクス製造サプライチェーンの国際展示会「SEMICON Japan 2017」が2017年12月13日(水)~15日(金),東京ビッグサイト(東京都江東区)で開催された。今年は,「マジックが起きる。」をテーマとして,IoTに代表される半導体アプリケーションの浸透拡大を背景に,これまで接点のなかった産業や業種がSEMICON Japanの場で出会うことで,新たなテクノロジーやビジネスモデルが「マジック」のように誕生する場となることを目指し開催された。3日間で延べ67,613名の来場し,セミナーには11,627名が参加した。
同展主催のSEMIによると,スマートオートモーティブ,スマートマニュファクチャリング,スマートメドテックなどIoTを活用したスマートアプリケーションなどの需要が拡大し,半導体装置販売額は前年比35.6%増の559億ドルに達し,2018年もこの成長が継続すると見込まれている。
特別展「WORLD OF IOT」では半導体の需要創出が期待されるIoTアプリケーションと関連技術・製品が紹介され,インダストリアルIoT,自動車/パワー分野,モバイル/ネットワーク分野,センサー/MEMS分野などの様々な適応分野での製品や技術が展示された。(’17 12/27)
SEMI,2025年ファブ装置投資額の予測を発表
SEMIは,世界の半導体前工程製造装置の投資額が,2025年に前年比2%増の1,100億ドルに達し,2020年から6年連続成長を記録する見込みであることを,最新のWorld Fab Forecastレポートにおいて発表した。