2017年10月11日

日本精工,深溝玉軸受用「低フリクション高密封シール」を開発

アーステック
共催セミナー2025

 日本精工は,低摩擦と高密封性を両立した深溝玉軸受用「低フリクション高密封シール」を開発した。
 軸受に外部より異物が侵入する可能性がある場合は,接触シールを使用しそれを防ぐ必要があるが,従来の製品では「高効率重視」か「高密封重視」かで,標準高密封接触シールと標準低フリクション接触シールを用途に応じて選定してきた。
 今回開発した製品は,双方の用途に適合させるため,シール構造と接触部の最適設計を行い,密封性能と低フリクションを両立。密封性能は高密封接触シールに対して同等以上,低フリクション接触シールに対して,フリクションを85%低減した(’17 10/11)

Related Posts

KISTEC,無料ハイブリッドセミナー「2025年度トライボロジー技術フォーラム」を12/19に開催

KISTEC,無料ハイブリッドセミナー「2025年度トライボロジー技術フォーラム」を12/19に開催

神奈川県立産業技術総合研究所(KISTEC)は2025年12月19日(金),「2025年度トライボロジー技術フォーラム~低炭素社会の実現に向けた摩擦低減システムの開発~」をリアル会場(KISTEC所内,神奈川県海老名市)およびオンライン(Zoom)のハイブリッド形式で開催する。

JVCケンウッド,振動をエネルギーに変換する環境発電の実証実験に成功

JVCケンウッド,振動をエネルギーに変換する環境発電の実証実験に成功

JVCケンウッドグループのJVCケンウッド・公共産業システムは,京都大学 橋梁工学研究室,建設技術研究所と共同開発している,スピーカーの原理を応用して振動を電気エネルギーに変換する環境発電(エネルギーハーベスト)について,橋梁での実証実験を実施し,発電に成功したと発表した。

Share This