オムロンは,自動車および自動車部品工場での設備の稼働率向上に貢献する,世界最長の検出距離を実現した次世代近接センサー「E2E-NEXT」と取付治具「e-治具」を2017年10月2日(月)に発売した。
「E2E-NEXT」は,同社従来品比約2倍の検出距離を実現したことで,自動車や自動車部品工場で,検出物体との衝突事故や誤動作により設備が停止する回数を従来比1/3に削減できる。
「e-治具」は,故障時の近接センサーの交換にかかる時間を,従来の約10分から10秒へと大幅短縮したことで,故障個所の確認から,装置の一部解体,センサー交換,配線,動作確認といった一連の作業にかかる設備停止後の復旧時間を約60分から約50分に短縮した。
両製品の導入により,様々な要因で発生する年間約1,600時間に及ぶ突発的な設備停止の時間のうち約10%にあたる約173時間を削減することができる。(’17 10/11)
NSKメカトロ財団が研究や教育に2023年度総額約4千万円を助成
NSKメカトロニクス技術高度化財団(理事長 内山 俊弘,日本精工相談役)は,2023年度の研究助成対象17件,教育助成対象2件,集会助成対象4件を決定し,2024年3月14日(木)に,日本精工本社で助成金交付式と懇親会を開催した。