日本建設機械工業会がまとめた2017年度の建設機械出荷金額見通しは,前年度比9%増の2兆1,165億円の見込みとなった。うち国内向けは,建設投資が高水準で推移すると見込まれることに加え,上期は主力機種が含まれるエンジン定格出力D1~D4クラスの排ガス規制強化に伴う旧型機需要が予想され,下期に駆け込み需要の反動減が想定されるものの同7%増の9,242億円となり,2年ぶりに増加すると予測している。輸出は北米の堅調な住宅建設に加え,インドネシアやCIS等の鉱山向け需要の増加により,同11%増の1兆1,923億円となり,3年ぶりに増加すると見込んでいる。(’17 9/6)
NTN,特殊熱処理技術により高負荷容量化を実現した「HA-C軸受」の自動車向け提案を開始
NTNは,独自開発した特殊熱処理技術「HA-C(High Antiwear and Capacity。高い耐摩耗性と負荷容量)」を深溝玉軸受に適用した「HA-C軸受」の提案を自動車市場に向けて本格的に開始した。