NTNは,既存の水路に置くだけで発電できる独立電源型の小水力発電装置「NTNマイクロ水車」の販売を2017年7月より開始した。
一般的な水力発電装置は,水路を堰き止め,落差を利用して発電するが,落差を形成する基礎工事や導水管の設置などの初期費用が高額となることが課題となっている。
同水車は,自然の流水による発電が可能で,既存の水路に置くだけで使用できるため,工事負担が極めて少なくなる。また,翼の先端部分が広い独自形状により高効率に発電することができるほか,先端部が少し折り曲がったウィングレットにより,先端部で発生する渦を抑制し,エネルギーロスを低減している。このため,直列に複数台設置しても水の流れをほとんど妨げず,設置台数に応じた出力を得ることが可能となる。発電した電力はバッテリーに蓄電し,害獣防止柵や街灯など周辺機器に使用することで,地域密着型の発電が可能となる。
なお,同社は,2018年3月に創業100周年を迎え,次の100年の持続的な成長を目指し,新事業の1つとして自然エネルギーを活用した事業に取り組んでいる。2016年7月に,風と太陽光で発電する「ハイブリッド街路灯」の販売を開始し,「NTNマイクロ水車」については実証試験を行い,販売に向けて準備を進めてきた。今後も自然エネルギーを活用した商品の開発と販売を通じて,地域でエネルギーを創出し,地域で消費する,地産地消型エネルギーの提案を進め,低炭素化社会の実現を目指す。(’17 7/5)
ENEOS,クリーン燃料証書制度実証事業へ参画
ENEOSは,NTTドコモ,鹿島建設,清水建設,鶴見サンマリン,T2,東急建設,NIPPO,日本航空とともに,国内におけるクリーン燃料証書制度(以下,同制度)の導入に向けて,経済産業省 資源エネルギー庁が実施する「令和8(2026)年度環境価値認証制度等整備事業(次世代燃料の環境価値認証・移転制度構築検討に向けた実証事業)」に参画したと発表した。













