2017年2月15日(水)~17日(金)の3日間,東京ビッグサイト(東京都江東区)で,ナノテクノロジー・表面改質関連の展示会「nano tech 2017 第16回国際ナノテクノロジー総合展・技術会議」(主催:nano tech実行委員会),「ASTEC 2017 第12回先端表面技術展・会議」(主催:ASTEC実行委員会),「SURTECH 2017 表面技術要素展」(主催:表面技術協会,日本鍍金材料協同組合,JTBコミュニケーションデザイン)などが開催され,同時開催展含め3日間合計で53,106人が来場した。
「nano tech 2017」の特別シンポジウムでは,15日(水)に「最先端医療・生命科学を加速するライフ・ナノテクノロジー」「グラフェン スペシャル」,16日(木)に「AI / IoT」「セルロースナノファイバーの実用化最前線」,17日(金)に「マテリアルズ・インフォマティクス」のテーマで多数の講演が行われた。
「ASTEC 2017」では,DLCやコーティング,摩擦摩耗試験,膜厚測定や硬さ試験などの表面処理・計測機器に関する最新技術・製品が一堂に展示。15日(水)に会場内セミナー会場で「第12回表面技術会議」が行われ,「テーマ1:医療,生体,バイオの表面技術」で,中谷 達行 氏(岡山理科大学)が「医療分野におけるDLCコーティングの先端技術」のテーマにて,冠動脈DLCステントの開発,DLC歯科インプラントの開発,DLC人工血管の開発,医療用HiPIMS-DLCの開発について講演した。
なお,次回は2018年2月14日(水)~16日(金)の3日間,東京ビッグサイト(東1~6ホール,会議棟)で開催される予定。(’17 3/1)
ナノコート・ティーエス,本社とトライボロジーラボを移転
ナノコート・ティーエスは,HFEグループ会社の再編に伴い,本社およびトライボロジーラボを同社石川事業所内に移転する。