SKFは,2016年9月6日~9日にドイツ・ハンブルグで開催された国際的な海洋見本市「SMM 2016」にて,清潔で耐久性の高いアライメント作業を実現する弾性支持台として新しい「ヴィブラコンキット」を発表した。
各キットには,SKFヴィブラコンチョック,アダプタプレート,SKF球面ワッシャ,調整工具,基盤ボルト,ナット,ジャックボルト,ロックボルトを含めた,1つの弾性支持台として必要な部品がすべて含まれている。弾性支持台メーカーの設置要求に準拠し,機械加工鋼板の溶接やエポキシ樹脂のような従来のチョッキング方法とは異なり,時間をかけずに傾斜・角度調節を行うことが可能。また,溶接作業による高温や煙,あるいは樹脂に関連して生じる問題や廃棄物が排除されるため,従来のチョッキング作業に比べてはるかに清潔で,環境への影響を低減できる。海運業界においてエンジン,発電機,スキッドなどの下に設置する弾性支持台として素早く簡単に使用できる。(’16 10/5)
アマノ,地震前兆信号を時刻証明する事前防災システム構築へ,京都大学と共同研究を開始
アマノと,アマノのグループ会社であるアマノセキュアジャパンは,京都大学大学院情報学研究科 梅野 健 教授の研究グループと共同で,測位衛星で観測したデータあるいは京都大学に設置する電離層観測装置により電離圏および地殻変動などの地震前兆現象に関連する異常が発生した場合,アラート情報および根拠データ等にタイムスタンプを付与し,その真正性を証明する仕組みを構築するため,共同研究を開始した。








