アズビルは,ジャパンマリンユナイテッドから米国シェールガスLNGプロジェクトのLNG船向け統合制御システムを受注した。同船は,竣工後は主に米国コーブポイントプロジェクトからのLNG輸送に投入される予定。低硫黄油も使用可能な三元燃料ディーゼル機関電気推進方式(Tri Fuel Diesel Electric.:TFDE)の採用と,ボイルオフ率(航行中に気化してしまう天然ガスの割合)を世界最小にするタンク防熱仕様の採用により,優れた燃費性能と大幅な環境負荷の低減が見込める。同社は,同船のLNGタンク,荷役設備,ボイルオフガス焼却装置およびTFDEを構成するエンジンへのガス供給や電気推進装置への電力供給の監視・制御を行う制御システムとして,統合制御システムMarine-DEO(マリンデオ)を納入し,同システムのエンジニアリングと試運転のサポートまでを担当する。(’14 8/27)
「第22回評価・診断に関するシンポジウム」が開催される
2024年12月2日(月)~3日(火)の2日間,日本機械学会 機械力学・計測制御部門は,日本設備管理学会,日本トライボロジー学会との共催で「第22回評価・診断に関するシンポジウム」(組織委員長:川合 忠雄 氏(大阪公立大学),実行委員長:金森 啓祐 氏(三井化学))をアプラたかいし(大阪府高石市)で開催した。