機械振興協会は,「第55回機械振興賞」の受賞者を発表した。同賞は,優秀な研究開発およびその成果の実用化によって,機械産業技術の進歩・発展に著しく寄与したと認められる企業・大学・研究機関および研究開発担当者を表彰することにより,機械産業の振興に資することを目的としている。2020年度は,機械産業関係団体および地方公共団体,国公立試験研究機関,学会等による受賞候補者の推薦及び候補者による自薦での応募が32件となった。審査委員会による審査の結果,研究開発13件,支援事業1件の受賞が決定。経済産業大臣賞には,トヨタ自動車の「超高塗着エアレス塗装技術の開発」,中小企業庁長官賞には,天童木工の「針葉樹圧密加工装置と圧密浸漬処理技術開発」が選ばれた。
表彰式は,2021年2月22日に,機械振興会館ホールにて行われる。(’21 1/20)