2021年1月20日

政府,2050年カーボンニュートラルに伴うグリーン成長戦略を策定

アーステック
メンテナンス・レジリエンスTOKYO 2025
'25 7/23~25
メンテナンス・レジリエンスTOKYO2025
出展者募集中!

政府は,2050年カーボンニュートラルに伴うグリーン成長戦略を策定した。

電力部門では脱炭素化を大前提とし,再生可能エネルギーを最大限の導入を図る。2050年には発電量の約50~60%を再生可能エネルギーで賄うことを参考値としている。

電力部門以外は,「電化」が中心となり電力需要が増加するため,省エネ産業関連の強化を図る。熱需要には,「水素化」,「CO2回収」で対応する。蓄電には半導体・情報通信産業などのデジタルインフラを強化する。

また,水素産業,自動車・蓄電池産業,洋上風力産業,船舶産業など14分野について実行計画を策定し,支援する。水素は,新たな資源と位置付け,自動車用途だけでなく,幅広い分野での活用を進める。2050年に水素発電コストをガス火力以下(20円/Nm3程度以下)にすることを目指す。自動車は,2030年代半ばまでに,乗用車新車販売で電動車100%の実現を目指す。電動車・インフラの導入を拡大し,電池・燃料電池・モータ等の電動車関連技術・サプライチェーン・バリューチェーンを強化する。2050年の自動車のライフサイクル全体でのカーボンニュートラル化を目指すとともに,蓄電池産業の競争力強化を図る。(’21 1/20)

Related Posts

出光興産と三菱ガス,e-メタノール,バイオメタノールの供給体制構築に向け協業を開始

出光興産と三菱ガス,e-メタノール,バイオメタノールの供給体制構築に向け協業を開始

出光興産と三菱ガスは,e-メタノールおよびバイオメタノール(環境循環型メタノール:回収したCO₂,再生可能エネルギー由来水素,バイオマスやプラスチック廃棄物など多様なリサイクル原料から製造したメタノール)の国内における供給体制の構築に向けた協業を開始する。

Share This