2019年8月21日

「2019年度潤滑油研究会」開催される

三洋貿易
2026洗浄総合展
SURTECH 2026
ニコットラボ 研究デザインラボ

 潤滑油協会は,2019年7月10日(水)に笹川記念会館(東京都港区)で「2019年度潤滑油研究会」を開催した。

 同研究会は,資源エネルギー庁の潤滑油の品質確保事業等への支援事業の一環として,潤滑油技術等に携わる人材育成に必要な潤滑油関連情報の提供を目的に,OILの日である7月10日に毎年開催している。

 今回は,村上 靖宏 氏(アフトンケミカル・ジャパン)が「駆動系油剤の低粘度化による省燃費効果と課題」のテーマで,低粘度化による摩擦損失の低減,伝達効率の向上などによる省燃費効果と低粘度化を支える添加剤の役割等について,小西 智也 氏(EMGルブリカンツ トライボロジ研究所)が「潤滑油添加剤による表面粗さコントロール」のテーマで,リン系の添加剤に注目し反応性の高い酸性の添加剤と摩耗防止性の高い中性の添加剤のそれぞれのみと両者を組み合わせたときのしゅう動面の観察・分析の結果を明らかにし,ナノレベルでの超低摩擦をめざした最新の研究内容等について,山守 一雄 氏(トヨタ自動車)が「自動車用エンジンオイルの省燃費化に向けて」のテーマで,0W-8や0W-12といった超低粘度エンジン油のJASO規格開発と,さらなる低燃費エンジンオイルの開発などについて,それぞれ講演した。

 なお,同会場には添加剤の配合と被膜の形成のさせ方により摩擦の違いを体験できる摩擦体感器(自作品)も持ち込まれ,多くの人がその違いに驚きの声を上げていた。(’19 8/21)

Related Posts

出光興産,グループ内で使用済みプラスチック由来の油からナフサまでの一貫製造を実現

出光興産,グループ内で使用済みプラスチック由来の油からナフサまでの一貫製造を実現

出光興産と子会社の出光ケミカルリサイクル・ジャパン (以下,CRJ)は,CRJ市原事業所の油化ケミカルリサイクル設備で生産したケミカルリサイクル油(使用済みプラスチックを油化して生産した軽質原油相当の油。以下,CR油)を,出光興産千葉事業所の石油精製装置で処理し,CR油からナフサを製造した。

Share This