イグス・ドイツ本社は,プラスチックのサーキュラー・エコノミー(循環型経済)を推進するため,商業用として初のCat-HTR(Catalytic Hydrothermal Reactor)プラント建設を目指すスタートアップ企業のMura Technology社への投資を決定した。Cat-HTR技術は,これまでリサイクルが不可能だったプラスチック廃棄物を高温・高圧条件下で水を使用するだけで,化学分解および再合成を実現する。そのため,化石燃料を地下から採取するよりも資源効率に優れている。同プラントは,英国のウィルトンで計画され,2020年建設開始が予定されている。1つのプラントで,年間約20,000tのプラスチックが処理され,二酸化炭素排出量を28,180t削減すると見込まれている。(’20 2/12)
NTN,和歌山製作所にオンサイトPPAモデルを導入
NTNは,事業活動におけるカーボンニュートラル達成のための施策として,和歌山製作所にオンサイトPPAモデルを導入し,2024年10月より発電および自己消費を開始した。