2026年7月15日

NTN,自動車向けボールねじで次世代ブレーキの先行開発に参画

NTNは,自動車の電動化に伴い需要の増加が見込まれる電動機械ブレーキ(EMB:Electro Mechanical Brake)向けボールねじにおいて,国際的な主要メーカーの先行開発に参画している。

同社は現在,電動油圧ブレーキ(EHB:Electro Hydraulic Brake)向けにボールねじ,ギヤ,軸受などを一体化した駆動モジュールとして展開しており,要素部品の一体化によりブレーキシステムに求められる高い応答性と制御性を実現し,性能向上と設計自由度の両立に寄与している。また,軸受で培ったトライボロジーや熱処理,精密加工技術を活かした高品質・高信頼性と,安定した量産体制を確立している。

EHBは,衝突回避支援ブレーキの義務化やADAS(Advanced Driver Assistance Systems:自動運転支援システム)の普及を背景に,今後も需要拡大が見込まれる一方,油圧配管を必要としない次世代ブレーキとしてEMBへの移行が進展すると予想されている。EMBでは,車両1台あたりのボールねじ使用本数の増加も見込まれ,中長期的な市場拡大が期待される。同社は,これらの市場動向を踏まえ,EMB 向けボールねじの開発を進めており,先行開発に参画し,試作対応を進めている。(’26 7/15)

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