NTNは,手首関節モジュール「i-WRIST」のさらなる用途拡大を目指し,画像処理システムメーカーやロボットシステムインテグレーターと連携した協業体制を構築すると発表した。
同社が開発した「i-WRIST」は,独自のリンク機構による人の手首のようななめらかな動きと,高速・高精度な角度制御を実現したロボット・モジュール商品。
今回構築する協業体制では,人の目に代わりワーク欠陥を抽出する画像処理技術に,同商品の高速かつ高精度なモーション制御による柔軟な撮像姿勢を活かし,画像処理に適した撮像条件に対応する設備を組み合わせることで,優れた外観検査ソリューションの提供が可能となる。
同社は,協業企業それぞれの専門性を活かしたシステム提供の枠組みを整備することで,顧客の設備の要望やワーク情報,検査条件,導入時期や予算などの情報をもとに,システム提案から設備構成の検討,画像処理の検証,シミュレーション,サンプルテスト,AI判定など,設計から検証までを一貫して連携対応し,最適なソリューションを提案するとしている。(’25 11/26)









