日本鉄鋼連盟は,2020年2月の鉄鋼生産を発表した。それによると銑鉄生産は,前年同月比5.9%増の595万1,000tで,2ヵ月連続の増加となった。粗鋼生産は,同2.2%増の791万6,000tで2ヵ月連続の増加。
炉別生産では,転炉鋼が同5.4%増の597万6,000tで2ヵ月連続の増加,電炉鋼が同6.4%減の193万9,000tで12ヵ月連続の減少となった。
鋼種別生産では,普通鋼が同5.9%増の608万5,000tで2ヵ月連続の増加,特殊鋼が同8.5%減の183万1,000tで15ヵ月連続の減少となった。
熱間圧延鋼材の生産は同0.9%減の687万9,000tで,20ヵ月連続の減少となった。うち,普通鋼熱間圧延鋼材は同1.7%増の543万8,000tで7ヵ月連続の減少,特殊鋼熱間圧延鋼材は同9.6%減の144万1,000tで14ヵ月連続の減少。(’20 4/8)