砥粒加工学会 次世代固定砥粒加工プロセス専門委員会は,2023年2月24日(金),TKP神田駅前ビジネスセンター(東京都千代田区)とCisco Webex Meeting(オンライン)のハイブリッド形式で,第107回研究会「AIを用いた工作機械への加工ノウハウ導入技術~熟練工技術のデジタル化と省人化によるものづくりを目指して~」を開催する。
近年,加工現場では熟練工のノウハウの伝承が課題であるが,熟練工の減少により伝承が難しいのが現状となっている。一方,機械学習を用いたAI技術により,見た目や感覚によるものや数値化できなかったものをパターン化により分類できるようになってきている。この技術を用いることで,熟練工が永年積み重ねてきた経験をデジタル化できるようになり,それらを工作機械に実装することで,誰でも熟練工のように加工できるようになることが期待されている。今回の同研究会では,これまでの熟練工の感覚をAIを用いてどの程度工作機械に実装できるかを検討する講演などが企画されている。
同研究会の概要や,申し込みなど問い合わせ先は以下のとおり。
- 日時:2023年2月24日(金) 13:00~16:50
- 会場:対面開催とオンラインのハイブリッド形式
<対面>TKP神田駅前ビジネスセンター カンファレンスルーム5C(東京都千代田区)
<Web>Cisco Webex Meeting - 参加費:
次世代固定砥粒加工プロセス専門委員会 会員 無料 - 申込締切日:2023年2月16日(木)
- プログラム
講演1「エンジニアのための機械学習の基礎と加工時の異常検知への応用」 周 立波 氏(茨城大学)
講演2「ディ-プラーニングの導入による砥粒加工のデジタル化」 川下 智幸 氏,坂口 彰浩 氏(佐世保工業高専)
講演3「AIを用いたモノづくりの知能化技術による省人化」 野々山 真 氏(ジェイテクト)
講演4「工作機械×AIで実現する新しい価値創造への道のり―研削盤メーカとの取り組み事例―」 馬場 勇気 氏(マクニカ) - 問い合わせ・申し込み先:
https://www.jsat-sf.jp/event.html
砥粒加工学会 次世代固定砥粒加工プロセス専門委員会事務局 田附 宙美 氏
FAX 048-829-7046 E-mail sf-office@mech.saitama-u.ac.jp (’23 1/11)
非会員 15,400円 (税込)