潤滑油添加剤大手のエボニック ジャパンは,筑波工場・リサーチセンター(茨城県稲敷郡)で1989年の創業以来連続無事故10,000日を達成したことから記念セレモニーとプレス向けラボツアーを2017年2月10日に開催した。
エボニック ジャパン筑波工場・リサーチセンターは,1989年に設立し,工場では各種の貴金属担特型粉末触媒を製造しファインケミカル,医薬中間体などのアプリケーションに対応,また研究所では粘度指数向上剤や流動点降下剤等の潤滑油添加剤を始め,触媒やヘルスケア部門の日本向けの研究開発をしているが,2017年2月11日に連続無事故10,000日を達成することから記念セレモニーを開催した。
記念セレモニーでヴォルフガング・カスター社長は,「10,000日を超えて“無事故稼働”を続けている工場は世界を見ても例がなく,筑波工場はほかのリージョンと比べても安全操業においては他を圧倒している。安全な職場環境は安全のための『改善努力』を職場の皆さんの協力のもと休みなく行うことで初めて達成できること」と述べた。
またプレス向けにヘルスケアや石油添加剤ラボを公開,省燃費の自動車用エンジン油や駆動系潤滑油,作動油に貢献する添加剤の研究開発現場などが初めて報道機関に公開された。(’17 3/1)
スペシャリティ・ケミカルズ専門商社のボド・メラー・ケミー社が日本法人を設立
高性能接着剤,熱硬化プラスチックや潤滑剤,コーティング剤などスペシャリティ・ケミカルズ専門商社大手のボド・メラー・ケミー社(Bodo Möller Chemie GmbH・ドイツ)は2024年10月28日,都内で日本法人ボド・メラー・ケミー・ジャパンを設立したことを記者発表した。