経済産業省が発表した2022年4月の潤滑油販売量は,前年同月比3.7%減の18万3,786kLだった。用途別に見ると,車両用が同6.0%減の6万4,079kL,うちガソリンエンジン油が同3.3%減の3万592kL,ディーゼルエンジン油が同6.3%減の1万6,321kL,ギア油やATF(自動変速機専用オイル),LPG車用エンジン油などその他車両用は同10.3%減の1万7,166kLだった。船舶用エンジン油は同12.7%減の9,517kL。工業用は同1.4%減の11万190kL,うち機械油が同2.3%増の2万6,179kL,金属加工油が同0.2%減の1万2,272kL,電気絶縁油が同47.9%増の6,527kL,シリンダー油や離型油などその他特定用途向けが同17.6%減の3万8,660kL,マシン油やスピンドル油などその他の潤滑油が同18.0%増の2万6,552kLだった。(’22 7/20)
自動車のトライボロジーに関するシンポジウムセッション開催される ~「トライボロジー会議 2024 秋 名護」で添加剤技術研究会と自動車のトライボロジー研究会が共同開催~
日本トライボロジー学会の「添加剤技術研究会」(主査:佐藤 剛久 氏)と「自動車のトライボロジー研究会」(主査:遠山 護 氏・豊田中央研究所)は,2024年10月30日(水),「トライボロジー会議 2024 秋 名護」で「電動車用潤滑油最前線―EV,HEV用潤滑油の現状と今後の展開―」と「カーボンニュートラルに挑む自動車のトライボロジー技術の最前線」のシンポジウムセッションを共同で開催した。