日立製作所は「社会の未来を変えるアイデアがここに」をテーマに2017年11月1~2日,東京・有楽町の東京国際フォーラムで,「Hitachi Social Innovation Forum 2017 TOKYO」を開催した。同フォーラムは,デジタル技術を活用した社会イノベーション事業における,現在から未来へ向けた具体的な取り組みを展望する日立グループ世界最大規模のイベントで,今回19回目を迎える。
日立製作所の東原 敏昭 社長兼CEOの基調講演「世界の変化をリードする社会イノベーション」をはじめ,「IoTが加速するビジネスと社会のイノベーション」と題するパネルディスカッション,国立情報学研究所の新井 紀子 教授から「AIが大学受験を突破する時代の社会変化」など各種講演やビジネスセッション,セミナーを開催し,IoTやビッグデータ,AIなどの活用による未来への展望が紹介された。
展示会場では,「ENERGY」「INDUSTRY」「URBAN DEVELOPMENT」「FINANCIAL」「HEALTHCARE」「Connected by Lumada」「SECURITY」「WORKSTYLE INNOVATION」の8つのゾーンを設け,産業分野では,現場のさまざまな状況をセンシングし,収集・蓄積した情報から問題解析して対策立案し,現場にフィードバックするIoTを活用したスマートマニュファクチャリングなどの最新技術や事例などが紹介された。(’17 11/15)
アマノ,地震前兆信号を時刻証明する事前防災システム構築へ,京都大学と共同研究を開始
アマノと,アマノのグループ会社であるアマノセキュアジャパンは,京都大学大学院情報学研究科 梅野 健 教授の研究グループと共同で,測位衛星で観測したデータあるいは京都大学に設置する電離層観測装置により電離圏および地殻変動などの地震前兆現象に関連する異常が発生した場合,アラート情報および根拠データ等にタイムスタンプを付与し,その真正性を証明する仕組みを構築するため,共同研究を開始した。








