インダストリアル・バリューチェーン・イニシアティブ(IVI)は,2017年3月9日(木)~10日(金)の2日間,ベルサール汐留(東京都中央区)で,「IVI公開シンポジウム2017-Spring-」を開催,2日間で延べ1,200名以上が参加した。
IVI理事長の西岡 靖之 氏は,「IVI未来プロジェクト~デジタル時代の新たな製造業の姿とは~」と題した講演で,IoTのメガトレンドの展望について述べ,海外での実証実験や海外機関との連携を目指す方針を明らかにしたほか,現在は実現が難しいテーマを掲げる「IVI未来プロジェクト」をコンソーシアム型事業で立ち上げることを発表した。
初日には,西岡 理事長の講演のほか,「第4次産業革命“課題と今後の取組”」,「2016年の業務シナリオ25ダイジェスト」,「2017年度IVI地域展開の概要」,「インダストリー4.0をめぐる海外最新事情」といった講演や,「スマート製造アーキテクチャ国際標準のゆくえ」と題したパネルディカッションが行われた。
2日目には,「計画と実績の連携とスピード経営」,「企業を超えた新ビジネスモデル」,「予防保全,予知保全の可能性」,「人と設備を支えるものづくり現場」,「IoTによる生産の見える化と連携」,「設計と製造のダイナミックな協調」,「拠点間のサプライチェーン,つながる工場」の7つの業務シナリオセッションに分かれ,25のワーキンググループが実証実験の成果を発表した。(’17 3/15)
SEMI,2025年ファブ装置投資額の予測を発表
SEMIは,世界の半導体前工程製造装置の投資額が,2025年に前年比2%増の1,100億ドルに達し,2020年から6年連続成長を記録する見込みであることを,最新のWorld Fab Forecastレポートにおいて発表した。