CEBITはd!conomy(ディコノミー:業務のデジタル化製品やソリューションエリア),d!tec(ディテック:最新イノベーションやスタートアップ企業のエリア),d!talk(ディトーク:思想家・エキスパートやクリエイターが集うカンファレンス・プラットフォームエリア),d!campus(ディキャンパス:ライブミュージックや屋台を楽しみながらネットワーキングを楽しむエリア)の4つの柱からなる新たなテーマ構成の下で,人工知能,IoT,拡張現実・仮想現実,セキュリティ,ブロックチェーン,ドローンと無人機システム,未来のモビリティ,ヒューマンロボティクスという8つのキーワードを基調テーマに内容やホールレイアウトなどを刷新,世界70ヵ国から約3,000社が出展予定。日本からも個別出展企業8社のほか,日本貿易振興機構(JETRO)が設置するジャパン・パビリオンに21社が出展する。
ドイツメッセのトーマスモッシュCEBIT担当部長は,「2017年は日本がCEBITのパートナーカントリーとして参加し日本のプレゼンスに感銘を受けた。日本政府が声明したSociety 5.0はドイツや社会全体に影響を与え,ドイツのインダストリー4.0と対比して語られるようになった。」と2017年を振り返った。今回の目玉の一つd!campusは屋外展示エリアを使用する。「自動運転やドローンなど屋内では展示が難しかったが屋外ではそれが可能となる。独SAPは3000m²の敷地に移動式観覧車を設置し,来場者はゴンドラに乗っている10分間にプレゼンテーションを受けることが出来る。またライブミュージックや屋台を楽しみながらネットワーキングを楽しめる。」と今回の大きな変革点などを紹介した。
2018年のジャパン・パビリオンには新規の15社を含む21社がセンサー,ロボット,ドローンなどを出展する予定。JETROものづくり産業部長の稲葉 公彦 氏は,「JETROは2017年に引き続き2018年もジャパン・パビリオンを出展し日本企業の海外展開を支援する。2017年のパートナーカントリーから2018年は日独欧連携のセカンドステージを目指す」と抱負を述べた。その後日本からの出展企業を代表し東京都政策企画局調整部外国企業誘致推進担当課長の大塚 友恵 氏やジャパン・パビリオン出展社などがショートプレゼンテーションで出展内容などを紹介した。
<CEBIT 2018>
- 会期:2018年6月11日(月)~15日(金)
- 開催時間
- 6月11日(月) 10:00~18:00
※政治家や報道関係者,会期通し券を購入した来場者のみ「テイクオフ・マンデー」入場可
※d!tec,d!talk,d!campusの開場は6月12日(火)より - 6月12日(火)~14日(木) 10:00~19:00(一部イベントのみ23:00まで)
- 6月15日(金) 10:00~17:00
- 6月11日(月) 10:00~18:00
- 会場:ハノーバー国際見本市会場(Messegelände, 30521 Hannover, Germany)
- 2017年来場者数:200,000名
- 2017年出展者:3,000社・団体(約70ヵ国・地域)
- 主催:ドイツメッセ株式会社(Deutsche Messe AG)
所在地 Messegelände, 30521 Hannover, Germany
E-mail info@messe.de
Tel +49 511 89-0 - 公式HP:http://www.cebit.de/
- お問い合わせ:日本能率協会 ドイツメッセ日本代表部
〒105-8522 東京都港区芝公園3-1-22
TEL 03-3434-6447 FAX 03-3434-8076
E-Mail DMS@jma.or.jp (’18 4/11)