全国工作油剤工業組合(全工油)は,2018年11月28日(水)~29日(木)の2日間,KKRホテル名古屋(名古屋市中区)で,2018年度「第24回全国技術研修会」を開催した。
同研修会は,「中小企業活路開拓調査・実現化事業―連合会(全国組合)等研修事業」の一環として,若手,組合員技術者及び賛助会員を対象に毎年開催している。
今回の同研修会では,テーマ毎に講演が行われ,2日目の講演聴講後にオークマ本社の最新鋭工場DS2工場の見学と最新加工技術のプレゼンテーションを実施,71名が参加した。
同研修会の講演内容は以下のとおり。
- 1日目
- 「加工現象のモニタリングと診断手法について」 新堂 正俊 氏(山本金属製作所)
- 「最新の研削加工技術について~加工液に着目した研究紹介~」 二ノ宮 進一 氏(日本工業大学)
- 「精密加工技術の開発と展望 温故知新と逆転の発想について」 坂本 治久 氏(グローバル・テクノ・フュージョン)
- 2日目
- 「ポリエーテル系潤滑油基剤とその周辺技術について」 勝川 吉隆 氏(三洋化成工業)
- 「東南アジア法規制動向とChem SHERPAについて」 坂下 実 氏(日本ケミカルデータベース) (’18 12/5)