日本建設機械工業会がまとめた2018年10月の建設機械出荷金額統計(補給部品を含む総額)は,前年同月比23.5%増の2,526億円で,2ヵ月ぶりの増加となった。うち,内需は同16.8%増の896億円で14ヵ月ぶりの増加,外需は同27.5%増の1,630億円で2ヵ月ぶりの増加となった。内需について機種別に見ると,トラクタが32.3%増の162億円,油圧ショベルが26.2%増の258億円,ミニショベルが11.1%増の90億円,建設用クレーンが1.8%増の103億円,道路機械が同6.0%増の36億円,コンクリート機械が13.2%増の20億円,トンネル機械が4億円,油圧ブレーカ圧砕機が29.0%増の18億円,その他建設機械が同17.3%増の67億円,補給部品が9.2%増の109億円と増加した。外需について機種別に見ると,トラクタが10.2%増の152億円,油圧ショベルが34.8%増の699億円,ミニショベルが23.1%増の217億円,建設用クレーンが同47.9%増の70億円,基礎機械が同14.0%増の5億円,油圧ブレーカ圧砕機が14.1%増の7億円,その他建設機械が同21.9%増の216億円,補給部品が32.9%増の241億円と増加した。地域別に見ると,アジア,オセアニア,欧州,北米,CISその他東欧の5地域が増加した。(’18 12/12)
NTN,EV用に高機能なボールタイプしゅう動式等速ジョイントを開発
NTNは,世界最高水準のコンパクト性(小型・軽量)と優れた応答性をもつボールタイプしゅう動式等速ジョイント「EDJ」を改良し,静粛性と効率をさらに向上させたEV(電気自動車)用高機能モデルを新たに開発した。