ドイツの特殊化学品メーカーのランクセス(LANXESS)は,赤リンフリーで難燃性に優れた製品を提供している。赤リンは,ポリアミド66に使用される難燃性添加剤として定着し,その特徴は少量でも機械的性能にほとんど影響を与えず,熱可塑性樹脂に優れた耐火性を与える。一方で,ポリアミド66ベースの樹脂と赤リンの価格が上昇し,熱可塑性樹脂の価格も高騰している。最近では電気・電子業界(E&E)およびIT産業において,難燃特性を備えたポリアミド6および66ベースの高性能の代替素材の需要が増加している。同社製品群には,従来と同じあるいは,それ以上に優れた難燃特性効果を備えるハロゲンフリーの難燃剤パッケージなど,有用なコンパウンドが用意されている。
同社製品群は,赤リンを含む同等製品とは異なり,明るい色調など希望の色で着色することができることも特徴である。また,暖かく湿った環境下で,金属がコンパウンドに含有する難燃性添加剤と接触しても腐食しにくく,労働衛生の観点からも取り扱いが容易という特徴も持っている。(’19 3/27)
ENEOS,根岸製油所へHVO(水素化処理植物油)を輸入
ENEOSは,バイオ燃料の普及と脱炭素社会の実現に向けて,HVO(Hydrotreated Vegetable Oil:水素化処理植物油。廃食油等の油脂を水素化処理して製造されるバイオ燃料)を根岸製油所に輸入した。









