日本トライボロジー学会の会員提案研究会(旧第3種研究会)である「工作機械のトライボロジー研究会」(主査:野口 昭治 氏,東京理科大学)は,2022年1月14日(金),Zoomを使用した第17回研究会をオンライン開催した。
当日は野口 主査の挨拶の後,下記3テーマが発表され,オンライン交流会で活発な意見交換が行われた。
- 「工作機械における機械要素の新たなセンシング」 杉田 直彦 氏(東京大学)
- 「直動ボールガイドの低ウェービング化に関する研究」 高橋 徹 氏(THK)
- 「直動ボールガイドの静的・動的特性に関する数値解析の研究」 今井 竜也 氏(THK)
同研究会は,工作機械や各種機械要素(転がり軸受,流体軸受,リニアガイド等),潤滑剤,加工法,加工油,工具等に関係する研究者や技術者が一堂に会し,トライボロジー研究や技術の課題と成果を持ち寄り討論することで工作機械のトライボロジーに係わる研究と技術の発展に寄与することを目的に2015年1月にスタート,年3~4回,研究会を開催している。(’22 2/9)