2021年12月8日

アズビル,クラウド型バルブ解析診断サービスを宇部興産に提供開始

アーステック

アズビルは,宇部興産 宇部ケミカル工場内のモノマープラントと晶析プラントに,コントロール・バルブの解析診断結果をWebコンテンツで提供するクラウドサービスである「Dx Valve Cloud Service」の提供を開始したと発表した。

同工場では,ICT活用推進によるスマートファクトリーの実現と生産性向上に取り組んでおり,その活動の一環として,DX(デジタルトランスフォーメーション)の活用と積極的な導入推進を進めている。その中で,2018年2月よりモノマープラントと腐食性の強い晶析プラントに,調節弁メンテナンスサポートシステム「PLUG-IN Valstaff」および,従来アズビルが提供していたオンプレミス型のバルブ解析診断サービスを導入し,バルブ稼働状態の見える化を推進してきた。従来の解析診断システムと比較して,同サービスはWebコンテンツ上で解析診断結果を提供するため,バルブの状態変化にいち早く気づくことが可能。生産設備の中でも重要機器であるバルブの状態異常を検知し,未然に,また計画的な処置が期待できることから,効率的な保全活動につながると評価され,同サービスへの更新が決定した。(’21 12/8)

Related Posts

SEMI,2025年ファブ装置投資額の予測を発表

SEMI,2025年ファブ装置投資額の予測を発表

SEMIは,世界の半導体前工程製造装置の投資額が,2025年に前年比2%増の1,100億ドルに達し,2020年から6年連続成長を記録する見込みであることを,最新のWorld Fab Forecastレポートにおいて発表した。

研削加工の専門展示会「Grinding Technology Japan 2025」,「先進テクノフェア(ATF2025)」が開催される

研削加工の専門展示会「Grinding Technology Japan 2025」,「先進テクノフェア(ATF2025)」が開催される

2025年3月5日(水)~7日(金)の3日間,切削工具製造技術と研削加工技術に特化した専門展示会「第4回Grinding Technology Japan 2025(グライディングテクノロジージャパン2025)」(主催:日本工業出版,産経新聞社)を幕張メッセ国際展示場(千葉市美浜区)で開催し,3日間で6,524名が来場した。

Share This