2025年4月30日

イグス,2025年マヌス賞を発表

アーステック
メンテナンス・レジリエンスTOKYO 2025

モーション・プラスチックカンパニーのイグスは,樹脂ベアリングなどを独創的に使った事例を表彰している2025年「マヌス賞」を発表した。今年は金賞,銀賞,銅賞のマヌス賞に加え,特に持続可能なプロジェクトを称えるグリーンマヌス賞も授与された。

金賞は,ドイツのPrechtl TechSolutions社が受賞。ポータブルの軽量手術用顕微鏡において,ラジアルとスラスト荷重のベアリングとしてスリーブベアリングが使用されている。銀賞は,自転車トレーラーにイグリデュールJすべり軸受を使用したドイツのzemmi GmbH i.G.社。銅賞は,最先端のAIカメラシステムを搭載した除草機が作物をよけ,雑草のみを除去することを可能にした,オーストリアのFarm-ING Smart Farm Equipment GmbH社。鍬のロッドにプラスチックベアリングを使用している。グリーンマヌス賞は,太陽光パネルで発電しながら敷地を農業に利用できるシステムを製造したフランスのTSEが受賞,イグボールのピロー型ブロックベアリングが使用されている。(’25 4/30)

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