2024年10月23日

ENEOS,「Cognite Data Fusion®」を活用した「製油所のデジタルツイン基盤」構築を開始

アーステック

ENEOSは,Cogniteのデータプラットフォーム「Cognite Data Fusion®」を活用し,これまで分散していた複雑で多様なデータを一つの仮想空間に統合することで,製油所におけるエンジニアリング業務の効率化を図る「製油所のデジタルツイン基盤」構築に向けた取り組みを開始した。

今回開始した取り組みは,体系的に整理された情報を瞬時に取得し,エンジニアの生産性を高め,業務効率化や信頼性向上へと繋がる。具体的には,「Cognite Data Fusion®」を核とした独自のデータプラットフォームの導入を,2024年度下期から4拠点(仙台製油所,川崎製油所,堺製油所,水島製油所)に開始し,2026年度までにENEOS製油所の全拠点での運用開始を目指す。

将来的には,蓄積されたデータとAI機能を活用したエンジニアリング業務支援の業務プロセス自動化などを達成しつつ,製油所トラブル削減やエンジニアの技術伝承の一助になることを目標とする。(’24 10/23)

Related Posts

バリ取り・表面仕上げ・洗浄協会,2025年度総会が開催される

バリ取り・表面仕上げ・洗浄協会,2025年度総会が開催される

バリ取り・表面仕上げ・洗浄協会は2025年3月25日(火)に都内で「2025年度総会」を開催した。冒頭に理事長の北嶋 弘一 氏(関西大学名誉教授)から「当協会設立時の目標の一つとして,地方で協会としての展示会への出展があった。現在は大都市だけでやっていますが,地方の方が中々足を運べていない状況です。昨年は長野県飯田市で実施しましたが大変好評でした。今年は9月に静岡県浜松市,12月には長野県諏訪市で展示会の予定をしております。地方の方が気軽に足を運べるような協会にしたいと思います。」と挨拶が行われた。...

Share This