2023年8月2日

アズビル,関西電力とAIを活用した設備異常検知システムの導入・活用促進の業務提携に合意

アーステック

アズビルと関西電力は,AIを活用した異常予兆検知システム「BiG EYES™」の機能拡張オプションソフトウェアとなる「BiG EYES plus™」の共同開発を完了し,火力発電所や大規模工場等への導入・活用促進に関する業務提携に合意,販売を開始した。

火力発電所のような大規模プロセスにAIを導入する場合,一般的にその機能構築・維持管理労力と多種多様な機器の複雑な運用に対する網羅性が課題となるが,BiG EYES plusは関西電力が保有する火力発電の運用ノウハウと,アズビルのAI開発・運用に関するノウハウを集約して,この課題を解消した。

両社はこの開発成果を基に,火力発電所や大規模工場等へのBiG EYESおよびBiG EYES plusの導入・活用促進を進め,大規模プロセスにおける運転管理,設備管理のDXを促し,電力のさらなる安定供給と労働力人口の減少に対応した大規模プロセスの設備管理の合理化を進めるとしている。(’23 8/2)

Related Posts

SEMI,2025年ファブ装置投資額の予測を発表

SEMI,2025年ファブ装置投資額の予測を発表

SEMIは,世界の半導体前工程製造装置の投資額が,2025年に前年比2%増の1,100億ドルに達し,2020年から6年連続成長を記録する見込みであることを,最新のWorld Fab Forecastレポートにおいて発表した。

研削加工の専門展示会「Grinding Technology Japan 2025」,「先進テクノフェア(ATF2025)」が開催される

研削加工の専門展示会「Grinding Technology Japan 2025」,「先進テクノフェア(ATF2025)」が開催される

2025年3月5日(水)~7日(金)の3日間,切削工具製造技術と研削加工技術に特化した専門展示会「第4回Grinding Technology Japan 2025(グライディングテクノロジージャパン2025)」(主催:日本工業出版,産経新聞社)を幕張メッセ国際展示場(千葉市美浜区)で開催し,3日間で6,524名が来場した。

Share This