日本建設機械工業会がまとめた2023年4月の建設機械出荷金額統計（補給部品を含む総額）は，前年同月比31.1％増の2,917億3,000万円で，30ヵ月連続の増加となった。うち，内需は同17.3％増の751億100万円で10ヵ月連続の増加，外需は同36.7％増の2,166億2,900万円で30ヵ月連続の増加となった。
内需について機種別に見ると，トラクタが同45.4％増の80億7,300万円，油圧ショベルが同25.6％増の245億5,800万円，ミニショベルが5.7％増加の61億8,400万円，建設用クレーンが同25.1％増の117億9,900万円，道路機械が13.6％増加の26億1,200万円，油圧ブレーカ・圧砕機が同0.3％増の17億5,600万円，その他建設機械が同8.6％増の55億800万円，補給部品が同4.8％増の115億9,600万円と増加した。
外需について機種別に見ると，トラクタが同28.7％増の231億3,000万円，油圧ショベルが同41.5％増の874億4,900万円，ミニショベルが34.9％増加の372億7,200万円，建設用クレーンが同91.8％増の86億5,900万円，道路機械が4.0％増加の36億3,600万円，コンクリート機械が46.6％増の1億700万円，その他建設機械が同43.8％増の296億5,800万円，補給部品が同21.6％増の256億3,400万円と増加した。地域別では，全9地域中，7地域で増加した。（’23 6/14）
