日本能率協会審査登録センター(JMAQA)では,登録されている組織を対象とした表彰制度「JMAQA AWARDS」を設けている。同表彰制度は,事業とマネジメントシステムを一体化させることで成長している組織の取り組みを称え,広く紹介することを目的としている。第6回目となる「JMAQA AWARDS 2023」では,審査員による推薦組織の中から選考委員会の審議を経て,ナラザキフーズ 釧路工場,西田工業 竜洋工場,リクルートホールディングスの3社が受賞,表彰と基調講演を実施した。
基調講演では,「変革の瞬間 ~赤字会社を世界NO.1に」をテーマに元タニタ代表取締役社長の谷田 大輔 氏が講演を行った。
<授業企業と受賞テーマ>
- ナラザキフーズ 釧路工場
受賞テーマ:事業と統合した仕組みを現場で導入し,外国籍従業員の活躍を促進。職場全体の活性化につなげる。 - 西田工業 竜洋工場
受賞テーマ:託児所併設など職場環境を重視。従業員満足の向上が業務改善につながり,生産ロスコストの低減が実現。 - リクルートホールディングス
受賞テーマ:ESG(環境(Environment),社会(Social),ガバナンス(Governance))経営の環境・サステナ分野におけるさまざまな仕掛けで環境マネジメントシステム(EMS)を活用。バリューチェーン全体のGHG(Greenhouse Gas:温室効果ガス)排出量削減を推進。 (’23 4/5)