2022年10月19日

イグス,ESD対策用クシロス ステンレス製ガイドローラーを開発

ニコットラボ 研究デザインラボ

イグスは,無潤滑・メンテナンスフリーのクシロス ガイドローラーのラインアップに,ESD対策用のステンレス製ガイドローラーを追加した。サイズは外径30mmでシャフト径8mm/10mm/12mmの3種類,ステンレスチューブの長さは100~1000mmから希望の長さをミリ単位で指定できる。

同製品は,包装機械のフィルムガイドに適した製品で,チューブと軸受のボールはステンレス製,軸受の内輪と外輪はイグス独自で開発した帯電防止の高機能ポリマー「クシロデュールF180」製となっている。2つの素材を組み合わせて静電気散逸性を確保,使用可能な温度範囲は-40℃~+80℃となる。従来の金属製ベアリングとは異なり,導電性を妨げる可能性のある潤滑剤が不要なため,静電気を確実に逃す。発生した静電気はチューブの表面から軸受の外輪を経てボールに伝わり,さらに内輪を経由してシャフトに流れる構造となっている。

静電気を確実に逃すことで,帯電による機械やシステムの故障を防ぎ,ダウンタイムおよびコストを低減できる。また,無潤滑のため,機械やシステムの衛生状態を向上させ,汚染リスクを低減させるという利点もある。個々の部品はすべて,食品との接触が可能。(’22 10/19)

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