2022年10月5日

東洋製罐グループ,バリューチェーン各社と共同でリサイクルアルミ100%使用飲料缶を実現

東洋製罐グループホールディングスは,脱炭素社会と持続可能な社会の実現に向けて,サントリー,UACJとの協業で,CO₂ 60%削減缶を使用した「ザ・プレミアム・モルツ CO₂削減缶」および「ザ・プレミアム・モルツ〈香る〉エール CO₂削減缶」向けに,リサイクルアルミ100%で生産した缶胴・蓋を数量限定で供給した。缶胴・蓋ともUACJが新規に供給するリサイクルアルミを100%使用することにより,1缶当たりのCO₂排出量を通常品より60%削減している。

国内の飲料用アルミ缶は,従前より缶胴には新地金にリサイクルアルミを配合した材料が使用されているが,缶胴・蓋トータルのリサイクルアルミの配合率は直近でも6割弱と推定され,一定の品質を確保するため,蓋を中心に新地金が使用されている。CO₂排出量の削減を加速させるためにはリサイクルアルミの使用率を高めていくことが最も有効で,アルミ再生地金生産時のCO₂排出量は新地金の約3%と,排出量を劇的に低減する効果がある。

今回,同グループが培ってきた生産技術や品質管理を行なうことで,「リサイクルアルミを100%使用したSOT(ステイオンタブ)缶」を世界で初めて製品化することができた。今後は「リサイクルアルミ100%使用飲料缶(蓋を含む)」の量産化と供給に向けた取り組みを推進する。(’22 10/5)

Related Posts

ランクセス,選択性イオン交換樹脂を用いた実証試験で,工場排水から99.9%超のPFAS除去を確認

ランクセス,選択性イオン交換樹脂を用いた実証試験で,工場排水から99.9%超のPFAS除去を確認

ランクセスは,オランダ・ドルトレヒトのフッ素化学品メーカーであるケマーズ・ネザーランズB.V.で実施された実証試験で,ランクセス製品である選択性イオン交換樹脂「レバチット®(Lewatit®)MDS TP 108」が,製造工程で発生する廃水から,短鎖および超短鎖PFASを含むすべての有機フッ素化合物の99.9%超を除去できることが確認された,と発表した。

NTN,省エネルギー性能でBEVの電費を改善するハブベアリングを開発

NTN,省エネルギー性能でBEVの電費を改善するハブベアリングを開発

NTNは,BEV(電気自動車)やHEV(ハイブリッド車),FCV(燃料電池車)などxEV(電動車両)の省エネルギー化に向けて,従来から有していた世界最高水準の低フリクション(摩擦)性能をさらに向上させ,回転フリクションを従来品比で約66%低減したハブベアリングを開発した。

Share This