2022年10月5日

東洋製罐グループ,バリューチェーン各社と共同でリサイクルアルミ100%使用飲料缶を実現

アーステック

東洋製罐グループホールディングスは,脱炭素社会と持続可能な社会の実現に向けて,サントリー,UACJとの協業で,CO₂ 60%削減缶を使用した「ザ・プレミアム・モルツ CO₂削減缶」および「ザ・プレミアム・モルツ〈香る〉エール CO₂削減缶」向けに,リサイクルアルミ100%で生産した缶胴・蓋を数量限定で供給した。缶胴・蓋ともUACJが新規に供給するリサイクルアルミを100%使用することにより,1缶当たりのCO₂排出量を通常品より60%削減している。

国内の飲料用アルミ缶は,従前より缶胴には新地金にリサイクルアルミを配合した材料が使用されているが,缶胴・蓋トータルのリサイクルアルミの配合率は直近でも6割弱と推定され,一定の品質を確保するため,蓋を中心に新地金が使用されている。CO₂排出量の削減を加速させるためにはリサイクルアルミの使用率を高めていくことが最も有効で,アルミ再生地金生産時のCO₂排出量は新地金の約3%と,排出量を劇的に低減する効果がある。

今回,同グループが培ってきた生産技術や品質管理を行なうことで,「リサイクルアルミを100%使用したSOT(ステイオンタブ)缶」を世界で初めて製品化することができた。今後は「リサイクルアルミ100%使用飲料缶(蓋を含む)」の量産化と供給に向けた取り組みを推進する。(’22 10/5)

Related Posts

「2025洗浄総合展」開催される

「2025洗浄総合展」開催される

2025年12月3日(水)~5日(金)の3日間,東京ビッグサイト(東京都江東区)で「2025洗浄総合展」(主催:日本洗浄技能開発協会,日本産業洗浄協議会,日刊工業新聞社)が開催され,3日間合計で44,301名(同時開催展含む)が来場した。 同展は,日本唯一の産業洗浄に関する専門展示会で,本年は「2025国際ロボット展」「VACUUM 2025 真空展」「先端材料技術展 2025」「スマートファクトリー Japan 2025」「高精度・難加工技術展 2025」「表面改質展 2025」との同時開催で行われた。...

「2026年日本工作機械工業会新年賀詞交歓会」開催される

「2026年日本工作機械工業会新年賀詞交歓会」開催される

日本工作機械工業会(日工会)は2026年1月8日(木),ホテルニューオータニ(東京都千代田区)で「2026年日本工作機械工業会新年賀詞交歓会」を開催した。 冒頭,坂元 繁友 会長(芝浦機械株式会社 代表取締役社長)(写真)は「ロシア,ウクライナ情勢やトランプ関税の影響で不透明な状況が続きましたが,DX・GXへの設備投資が進み,2025年の工作機械受注額は約1兆6000億円と高水準になる見込みです。...

ENEOS根岸製油所が「第4回 ABINC賞 特別賞」を受賞

ENEOS根岸製油所が「第4回 ABINC賞 特別賞」を受賞

ENEOSの根岸製油所は,生物多様性の保全に大きく貢献する事業所や,新しい取り組みを行っている事業所に授与される「ABINC賞 特別賞(工場版)」を受賞したと発表した。 同製油所には,約6万平方メートルの広大な中央緑地があり,三渓園や本牧山頂公園,根岸森林公園に近接する立地を活かして,2016年から「工場の中の里山」づくりを目指した取り組みを進めてきた。2020年2月には中央緑地に対する「ABINC認証*」を取得しており,今回は特に生物多様性保全への貢献度が高い施設として同賞を受賞に至った。...

Share This