2022年10月5日

UDトラックス,BECISと共同でバンコク工場に太陽光発電を導入

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UDトラックスは,バークレー・エナジー・コマーシャル・インダストリー・ソリューションズ(以下,BECIS)と共同で,完成車工場の1つであるタイ・バンコク工場に同社としては初めて太陽光発電システムを導入した。

2015年のパリ協定で合意された気候変動対策の目標達成に向けて,タイ政府は2021年に,2065年から2070年までにクリーンエネルギーへの段階的移行とカーボンニュートラル達成を目指す政策方針を盛り込んだ「国家エネルギー計画枠組み」を承認した。こうした政府方針に伴い,民間企業でも低炭素経済・社会の実現に向け,再生エネルギー発電比率の向上,エネルギー効率の改善,CO₂削減,電動化などの取り組みが求められている。

このような社会情勢を考慮し,同社は,タイにおいて再生可能エネルギー由来の電力事業に実績のあるBECISをパートナーとして,生産現場の脱炭素化を進めることを決定。同工場の太陽光パネルの設置枚数は1,850枚で発電電力量は年1,477MWhとなる。同工場における電力使用量のおよそ25%を再生可能エネルギーで賄うこととなり,年間約700tのCO₂削減が見込まれている。(’22 10/5)

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