2022年9月14日

ENEOS,清水製油所跡地を中心とする次世代型エネルギー供給プラットフォームを構築

アーステック
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ENEOSは,清水製油所跡地(清水油槽所内遊休地)を中心とする次世代型エネルギーの供給拠点ならびにネットワーク(以下,次世代型エネルギー供給プラットフォーム)を構築することを決定した。

同社は,2020年7月に静岡県と,2021年7月に静岡市とそれぞれ次世代型エネルギーの推進と地域づくりに係る基本合意書を締結しており,次世代型エネルギー供給プラットフォームの構築に向けた検討を進めてきた結果,清水製油所跡地に太陽光発電設備,大型蓄電池,自営線,水電解型水素ステーションなどを設置し,再生可能エネルギー由来の電力および水素(グリーン水素)を製造,供給することとした。今回の事業では,エネルギーマネジメントシステム(EMS)を活用して各設備の最適制御を行うことで,発電した地産の再生可能エネルギーの有効活用を図り,災害時(停電時)には自立的にエネルギー供給を行うことにより,地域の防災,減災にも貢献していく。

同社は,2024年4月の周辺施設への電力供給開始,および2024年度中の水素ステーショ ン開所を目指している。(’22 9/14)

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