2022年2月2日

ジェイテクト,高耐熱リチウムイオンキャパシタが第35回中日産業技術賞経済産業大臣賞を受賞

アーステック

ジェイテクトは,中日新聞社主催第35回中日産業技術賞において,同社の高耐熱リチウムイオンキャパシタが,以下の内容で評価され経済産業大臣賞を受賞したと発表した。

  • 長寿命でメンテナンスフリー,かつパワーがある蓄電装置
  • 耐熱性,耐久性と出力の高さ
  • 高い安全性

高耐熱リチウムイオンキャパシタは,二次電池に分類される蓄電デバイスで,電気の出入り(放電・充電)が非常に早く,出力密度に優れる。また,繰り返し充放電による性能劣化が少なく,電池寿命が長いことなども特長である。同社の独自技術により従来のキャパシタの動作温度範囲を凌駕する-40~85℃での使用を実現,電圧制御をすることで100℃まで使用可能とした。

同賞は日本経済の根幹をなす産業技術の発展に資することを目的に1986年に創設,優れた技術・製品の開発に対し,顕彰を行っている。(’22 2/2)

Related Posts

アマノ,地震前兆信号を時刻証明する事前防災システム構築へ,京都大学と共同研究を開始

アマノ,地震前兆信号を時刻証明する事前防災システム構築へ,京都大学と共同研究を開始

アマノと,アマノのグループ会社であるアマノセキュアジャパンは,京都大学大学院情報学研究科 梅野 健 教授の研究グループと共同で,測位衛星で観測したデータあるいは京都大学に設置する電離層観測装置により電離圏および地殻変動などの地震前兆現象に関連する異常が発生した場合,アラート情報および根拠データ等にタイムスタンプを付与し,その真正性を証明する仕組みを構築するため,共同研究を開始した。

Share This