富士ウェーブは,「山梨県の産業振興の推進(カーボンニュートラル時代における学術及び科学技術の発展を通じて)と国内外への事業展開」を目的に,山梨県と豊橋技術科学大学と産学官連携協定を締結した。
同社は,コア技術である「ワイヤレス給電技術」を各種モビリティ(自動車,電車など)に活用することにより,山梨県が掲げている「ゼロカーボンシティ宣言」や「富士山登山鉄道構想」などの各種テーマに貢献していく。
「ワイヤレス給電」は,物理的に離れた所に無線で電気を送り届ける技術。同社が目指している各種モビリティ(自動車,電車など)の「ワイヤレス走行中給電」は,「利便性」「安全性」「環境性」に非常に優れており,次世代交通網の決定版と言え,特に,「環境性」においては,バッテリー搭載や燃料電池式の電気自動車と比べて環境負荷が小さく,カーボンニュートラル時代に向け,各国・各地域のモビリティやスマートシティなどへの活用が見込まれる。(’21 12/1)