2021年7月14日

NTN,「サブアクスル・リヤ用小型軽量等速ジョイント」を開発

NTNは,前輪駆動車ベースの4WD車の従駆動輪(サブアクスル)向けに世界最高水準の小型・軽量化を実現した「サブアクスル・リヤ用小型軽量等速ジョイント」を開発した。

等速ジョイント(CVJ)は,エンジンまたはモータの動力の大きさ(負荷容量)やタイヤの転舵のための作動角によってサイズを使い分けている。リヤ用CVJには,転舵による大きな作動角は不要となるため,リヤ用CVJに必要な作動角に合わせた専用設計により小型・軽量化した商品として,同社は,2015年にリヤ側が主駆動輪となる後輪駆動車や後輪駆動車ベースの4WD車向けに「リヤ用軽量ドライブシャフト」を開発し,市場に展開してきた。

今回開発した「サブアクスル・リヤ用小型軽量等速ジョイント」は,「リヤ用軽量ドライブシャフト」のコンセプトを応用し,前輪駆動車ベースの4WD車のリヤ向けに改良した商品。従駆動輪となるリヤに求められる負荷容量はより小さくなるため,従来品から大幅に小型・軽量化を図った。タイヤ側に配置される固定式CVJとデファレンシャル側に配置されるしゅう動式CVJのそれぞれについて,最大作動角の見直しや部品の最適設計などによる部品の薄肉化・小径化により,必要な強度を維持しながらも,小型・軽量化を実現した。また,同社の試算では,軽量効果を車両燃費に換算した場合,約0.02%の燃費改善効果が見られた。(’21 7/14)

Related Posts

TOKYO AUTO SALON 2026開催される

TOKYO AUTO SALON 2026開催される

世界最大級のカスタムカーと関連製品の展示会「TOKYO AUTO SALON 2026」(主催:東京オートサロン事務局(TASA))が,2026年1月9日(金)~11日(日)に幕張メッセ(千葉市美浜区)で開催された(写真1)。写真1 会場の様子同展は,1983年に「東京エキサイティングカーショー」としてスタートし,カスタムカーやチューニングパーツを多数展示してきたが,近年では,自動車メーカーによるコンセプトモデルや新型車のお披露目,さらには国内レースに関する発表の場にもなるなど,新年の自動車業界における一大イベントになっている。...

NTN,軸受トルクの高精度な計算手法を開発

NTN,軸受トルクの高精度な計算手法を開発

NTNは,オイル潤滑下の玉軸受が高速回転する際のトルク計算の精度を従来比で最大50%向上させた新たなトルク計算方法を開発した。 近年,EV(電気自動車)や HEV(ハイブリッド車)の省エネルギー化が進められる中,これらの車両のモーターや減速機に使用される軸受の低トルク化は普遍的な課題となっており,これらの軸受は従来よりも高速回転性能が求められるために,高速回転条件下でもより高精度にトルクを計算する手法の開発が求められる。...

Share This