インダストリアル・バリューチェーン・イニシアティブ(以下IVI)は,「IVIつながるものづくりアワード2021」の審査結果を発表した。2020年度に活動した15の業務シナリオWGの中から「AIによる製造ラインの生産性向上 第4弾:マツダ」の最優秀賞受賞が決定した。2020年度は,コロナ収束にいたらなかったこともあり,シンポジウムでの発表も含め,すべての会合はオンライン開催となった。
また,今年は最優秀賞・優秀賞・敢闘賞に加え,「IVI公開シンポジウム2021 -Spring-」で最も関心を集めた「特別賞」,コロナ禍で生活環境が一変した中で,最も目を引いた活動の「環境変化先取賞」を新設した。
受賞者は以下のとおり。
- 最優秀賞
- 「AIによる製造ラインの生産性向上 第4弾」 実施企業:マツダ 他
- 優秀賞
- 「生産設備の消耗部品の予知保全」 実施企業:栗田産業 他
- 「人・モノの実績可視化―III(次世代IE追究)」 実施企業:マツダ 他
- 敢闘賞
- 「検査の自動化プラットフォーム 活用天国」 実施企業:CKD 他
- 「マスカスタマイゼーションに効くつなげ方」 実施企業:IHI 他
- 特別賞
- 「ダイカストシリンダーブロック素材品質向上」 実施企業:三菱電機 他
- 環境変化先取賞
- 「製造工程(外観検査)のリモート化」 実施企業:ニコン 他 (’21 7/7)