2021年6月9日

イグス,2021年マヌス賞の授賞式がオンラインで開催される

アーステック

モーション・プラスチックカンパニーのイグスは,高性能樹脂製ベアリングを採用して創造性に富んだアプリケーションを表彰する2021年「マヌス賞」の授賞式を2021年5月11日にイグス本社(独・ケルン)でオンライン開催した。

イグスのベアリング製品は無潤滑でメンテナンスフリー,静音,軽量を特徴に医療機器,農業機械,掘削機,ヨットなど幅広く採用されているが,これら樹脂製ベアリングの使用事例のコンテストとして2年に1度,創造性とチャレンジ精神に溢れ技術的にも経済的にも優れた使用事例を「マヌス賞」として表彰している。

10回目となる今回は41ヵ国582件の応募の中から研究機関,専門誌,産業界の中立審査員が事例を審査し下記受賞者を選出した。

金賞にはKässbohrer Geländefahrzeug社(独)の高重量物運搬車両「Power Bully」が,銀賞にはForstreich社(独)の「バッテリー駆動型伐採用ウェッジ」が,銅賞にはArcora社(仏)の「遮光ファザードシステム」が受賞した。また今回からはサステナブルなプロジェクトを表彰するグリーンマヌス賞が新設され,Finbin社(フィンランド)の「ごみの量を通知するインテリジェントごみ箱」が受賞した。

授賞式の模様はドイツ・ケルンにあるイグス本社のバーチャル展示ブースからライブ中継で世界に配信された。(’21 6/9)

Related Posts

研削加工の専門展示会「Grinding Technology Japan 2025」,「先進テクノフェア(ATF2025)」が開催される

研削加工の専門展示会「Grinding Technology Japan 2025」,「先進テクノフェア(ATF2025)」が開催される

2025年3月5日(水)~7日(金)の3日間,切削工具製造技術と研削加工技術に特化した専門展示会「第4回Grinding Technology Japan 2025(グライディングテクノロジージャパン2025)」(主催:日本工業出版,産経新聞社)を幕張メッセ国際展示場(千葉市美浜区)で開催し,3日間で6,524名が来場した。

Share This