2021年5月19日

NTN,自動車用「クリープレス軸受」を開発

アーステック
メンテナンス・レジリエンスTOKYO 2025
'25 7/23~25
メンテナンス・レジリエンスTOKYO2025
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NTNは,軸受の外輪外径面に独自開発の逃げ部加工を施すことで,クリープの停止を実現した,自動車用の「クリープレス軸受」を開発した。

同製品は,これまでのクリープ対策とは全く異なる手法で,外輪のひずみにより発生する進行波型クリープを停止させることに成功した商品で,外輪外径面の一部に逃げ部を設け,ハウジングとの接触を回避する設計としている。これにより,一定方向荷重が負荷される条件において,ひずみの進行波を遮断し,重荷重でも進行波型クリープを停止させることが可能となった。追加部品が不要なため,組み付け性に優れており,同一寸法の標準軸受からの置き換えも可能となる。

今後,EV・HEVの普及に伴い,自動車部品の小型・軽量化がますます加速する中,耐クリープ軸受のニーズはさらに高まるとみられている。(’21 5/19)

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