2021年5月19日

三井物産と北拓,洋上風力発電設備の点検・メンテナンス事業会社を設立

アーステック

三井物産と風車メンテナンス事業国内最大手の北拓は,洋上風力発電設備の点検・メンテナンス事業を展開するホライズン・オーシャン・マネジメント株式会社(以下,HOM)を設立したと発表した。

HOMは,北拓および三井物産グループが培ってきた風力発電設備のメンテナンスノウハウと三井物産の国内顧客基盤を活かし,国内洋上風力発電事業者に,風車から基礎構造部に至るまでの設備点検・メンテナンスサービスを包括的に提供する。また,風力発電設備の資機材調達における品質管理・検査業務の代行サービスなど幅広い事業展開を通じ,競争力があり強靭な洋上風力の国内サプライチェーンの形成・充実に貢献することを目指す。

洋上風力発電は,2020年12月に経済産業省が発表した「グリーン成長戦略」の重要分野の一つとして,2040年までに3000~4500万kWの案件形成が目標に掲げられている。(’21 5/19)

Related Posts

ケミカルリサイクル・ジャパン,油化ケミカルリサイクル装置の建設を開始

ケミカルリサイクル・ジャパン,油化ケミカルリサイクル装置の建設を開始

出光興産の子会社であるケミカルリサイクル・ジャパン(以下,CRJ)は,出光興産千葉事業所の隣接地にCRJの「市原事業所」を建設する。同所内に使用済みプラスチックを油化する,油化ケミカルリサイクル装置を建設し,使用済みプラスチックの再資源化を目指す。

Share This