ENEOSは,ライフサポートサービスの新規取り組みとして買物代行サービスの実証を開始した。
同サービスは,オペレーターが利用者から電話にて伝えられた店舗および注文内容をもとに代行スタッフが商品を購入し,利用者宅まで配送する。対象のスーパー・ドラッグストア店舗のほぼ全ての商品を注文することができるだけでなく,商品の産地・価格帯・メーカーなどの指定およびオーダー当日の配送といったきめ細かい対応が可能となる。また,「時間や場所を選ばず自分のペースで注文したい」といったニーズを満たすため,2021年度下期中に,WEBでの受付も開始する予定。
今回の実証は,買物代行サービスの事業採算性,サービス内容,プロモーションおよびオペレーションの検証を目的に,広島エリアにて行われる。また,実証期間中に,対象店舗の拡大といったサービスの拡充や顧客データを活用し,共働き世帯への洗濯代行サービスを勧めるなど,同社の手掛ける他サービスへの送客といったシナジー(相乗効果)の創出もあわせて検討。実証結果を踏まえ,2022年度を目標に買い物代行サービスの事業化を目指す。(’21 3/31)