2021年1月29日(金),東北大学の「第4回未来科学オープンセミナー」がオンラインで開催された。同セミナーでは,東北大学未来科学技術共同研究センター(New Industry Creation Hatchery Center,NICHe)で行っている研究成果や独創的な開発研究をわかりやすく紹介している。
4回目の開催となる今回は,栗原 和枝 氏(東北大学未来科学技術共同研究センター 教授)が「界面現象解明が拓く新たな産業の世界―界面分析装置開発から界面利用新製品開発まで―」のテーマで,(1)表面力測定,(2)トライボロジー融合研究,(3)地域イノベーションエコシステム形成,の大きく3テーマに分けて講演。ツインパス型表面力装置や共振ずり測定装置「RSM-1」,低温表面力装置「LT-SFA」,試料5µLで測定可能な超微量粘度計「RSM-MV1」などを紹介した。(’21 2/3)